【中山金杯・京都金杯(G3)展望】武豊エアスピネルを超えろ!セダブリランテス&ラビットラン「強い4歳世代」が年明けから激突!

「一年の計は金杯にあり」2018年も競馬は、1月6日の東西金杯からスタートする。

 2000年から距離をマイルに短縮された京都金杯(G3)だが、昨年は明け4歳のエアスピネルが優勝。クラシックで上位を賑わせた大器が約1年ぶりの勝利を1600mで上げたことで、マイル戦線の中心の1頭に躍り出た瞬間でもあった。

 今年の明け4歳馬も、昨秋のマイルCS(G1)をペルシアンナイトが制したことでレベルの高さは証明済み。この京都金杯にも楽しみな有望株が名を連ねており、新世代の台頭へ幸先のいいスタートを切りたいところだ。

 中でも、前走のリゲルS(OP)を制したレッドアンシェル(牡4歳、栗東・庄野靖志厩舎)の充実ぶりが著しい。

 昨春のアーリントンC(G3)でペルシアンナイトに食い下がる2着を確保し、NHKマイルC(G1)でも4着するなど、素質の片鱗を見せていたレッドアンシェル。

 ひと夏を越した秋の富士S(G3)では4着に敗れたものの、後のマイル王ペルシアンナイトに先着を果たすと、前走のリゲルSでは大器と謳われる同世代のサトノアーサーを撃破。叔父にキングジョージ6世&QES(G1)を制し、昨年の凱旋門賞馬エネイブルを送り出したナサニエルがいる良血馬が今年のマイル界を席巻するか。

 対する同世代のラビットラン(牝4歳、栗東・角居勝彦厩舎)も、今年はG1が狙えるだけの大器だ。

 昨秋の秋華賞トライアル・ローズS(G2)では500万下勝ちの格上挑戦ながら、最後の直線で強烈な末脚が爆発。クラシックを彩った強豪馬を上がり最速となる33.5秒の末脚でまとめて交わし切った。

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