JRA角居勝彦調教師が「引退」表明! ダービー馬ウオッカ、菊花賞馬キセキなどを手掛けた名伯楽の「複雑な事情」とは
昨年終了時点でJRA通算660勝。地方や海外G1を含めた35勝は現役最多となる角居厩舎。6日に行われる京都金杯(G3)にも管理馬のラビットランを送り込むなど、今年も充実したシーズンが待っていることは間違いない。ネット上の競馬ファンからは早くも「辞めないでほしい」「角居さん以外に継げる人がいないのか」など、引退を惜しむ声が溢れている。
無論、宗教は人ぞれぞれの自由であり、周囲が口出しすることではない。「あと3年と少しですが、目いっぱい、手を抜くことなくやりたいと思います」と語った角居調教師。だが現在53歳と、まだ15年以上のキャリアを残した名伯楽の引退は、競馬界にとってあまりにも大きな損失といえる。