JRA戸崎圭太「重賞3連勝」の衝撃……リーディング奪還へいきなり「籠城」を解いた!?

 先週末から開始された2018年の中央競馬。今年も見る者をみな熱くするレースが期待されるが、その中で絶好のスタートを切ったのは、昨年のリベンジに燃える戸崎圭太騎手だった。

 戸崎騎手はまずオープニングレースとなった6日の中山1R3歳未勝利戦(ダート・1200m)でコウギョウブライトに騎乗して快勝。これを皮切りに3日間で、中山金杯(G3)をセダブリランテス、フェアリーS(G3)をプリモシーン、そしてアーモンドアイでシンザン記念(G3)を制するなど重賞3連勝を記録し、これらを含む8勝。縦横無尽の活躍を見せつけた。

 そして奇しくも戸崎騎手が勝利をあげた競走馬3頭の馬主は、すべてシルクレーシング。この快挙に同クラブの米本昌史社長は「スポーツ報知」の取材に対し、「信じられない」と驚嘆しつつ「勝負してくれるジョッキーに乗ってもらいましたから。春が本当に楽しみ」と今後にも期待をかけている。

 昨年、戸崎騎手は3年守り続けた騎手リーディングトップの座をC.ルメール騎手に20勝という大差をつけて奪われていた。今年はスタートダッシュにも成功したが、それも首位奪還にかける思いの強さからなのかもしれない。そして、それは戸崎騎手が騎乗した競馬場からも見て取れるという。

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