武豊騎手が年始から「ニュースだらけ」……キタサンブラック引退式の「約束」、京都金杯連覇、そして「名師」との別れ……
一方で、武騎手にとってショッキングな出来事も。6日、栗東の角居勝彦厩舎が2021年2月で解散することがわかった。角居師は「天理教を継ぐため」という理由をすでに明かしているが、これには武騎手も驚いた様子。「ウワサでは聞いていた」ようだが、やはり突然の一報に驚きは隠せなかったようだ。
武騎手ではカネヒキリにウオッカ、福永祐一騎手ではシーザリオやエピファネイア、さらにヴィクトワールピサにハットトリック、デルタブルース、トールポピー、最近では菊花賞馬キセキなど、競馬界の中心を彩る強豪を多数管理してきた名伯楽が競馬界から去る事実は、やはり大きい。武騎手も「すごく残念ですね。たくさん勝たせてもらった」とコメント。そこですぐさま、3年後の解散を思い「そこまでにまた一緒に勝てればいいですね」と続けるあたり、さすがはスターといったところか。
年明けから武騎手をめぐるニュースは後を絶たない。これまで通り、という言葉は不適切かもしれないが、やはり「競馬は武豊」が今年も続きそうだ。