武豊×ゴールドアクターは「今回限り」!? キタサンブラックに続く”新相棒”ゲットも関係微妙……「一発回答」が迫られる理由
「今回のゴールドアクターのオーナーが武豊騎手と知り合いということで騎乗依頼に至ったようですが、その背景には主戦の横山典弘騎手にミッキースワローの先約があったという背景があります。今後もミッキースワローとの兼ね合いもありますが、陣営の優先順位はあくまで横山典騎手。武豊騎手とは『今回限り』という話もあるとか……」(同)
先週14日の競馬では京都に参戦しながらも、メインレースの日経新春杯(G2)で騎乗馬がいなかった武豊騎手。キタサンブラック中心で動いていた2年間の”穴”は大きく、古馬王道路線のお手馬は手薄だ。
そこに舞い込んできたゴールドアクターの騎乗依頼は、引き続き競馬界の”中心”に君臨したいレジェンドにとって間違いなく大きなプラス要素だ。だが、今後のコンビ継続は怪しい状況となっている。
というのも管理する中川公成調教師は、すでに「次走はまっすぐ大阪杯に行きます」と今後の進路を発表済み。仮に武豊騎手とのコンビが継続されれば、キタサンブラックに続く連覇への挑戦となるが、どうやら今度は武騎手の方に”先約”があるようだ。
「ダート路線のアウォーディーが、武豊騎手の騎乗で川崎記念(G1)から今年もドバイワールドカップ(G1)に挑むようです。実は今年はドバイWCが大阪杯の前日開催となっており、騎手はどちらかしか騎乗できません。
そうなると元々、高い海外志向の上、松永幹夫調教師やノースヒルズの前田幸治オーナーとの付き合いもありますから、武豊騎手はアウォーディーを選ぶと思いますよ」(同)
昨年は日程上の関係もあってアウォーディーとドバイWCに挑戦し、大阪杯でもキタサンブラックとのコンビを継続できた武豊騎手だが、今年はそうもいかないようだ。ミッキースワローとの兼ね合いもあって再び横山典騎手に戻るのか定かではないが、少なくともゴールドアクター陣営が、大阪杯で武豊騎手以外の騎手に「ピンチヒッター」を依頼する可能性は高い。