ディープインパクト「超高額息子」出走! 大出世レース若駒Sに未来あふれる素質馬集結
20日に京都競馬場で開催される若駒S(3歳オープン)。過去には3冠馬ディープインパクトをはじめ、アンライバルド、ヒルノダムール、トゥザワールド、マカヒキなどG1戦線で活躍する実力馬を多数輩出してきた出世レースとして有名だ。今年も実力を秘めた素質馬たちがこぞって出走を予定している。
まず注目なのは昨年10月の新馬戦で最後の直線で外から各馬を差し切り、快勝したスーパーフェザー(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
スーパーフェザーは父ディープインパクト、母はBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)などを勝利した名牝オーサムフェザー、母父Awesome of Courseという血統を持つ。2年前のセレクトセール1歳では2億6000万円で落札された。
2連勝を目指すスーパーフェザーは17日、栗東・CWコースで3頭併せ。ノーブルカリナン(3歳500万)が同馬を先行し、トリコロールブルーからは追走されるという展開。直線では横並びになり2頭に挟まれたまま、馬なりで83秒7-12秒0を記録した。管理した友道調教師は「スポーツ報知」の取材に先週までしっかり追ったと話した上で、「この馬なりにいい動きをしていた」と満足げ。さらに前走から距離が1ハロン延びるが、「問題ない。特に跳びが大きい訳でもないので」と意に介していないようだった。
クラシック戦線では僚馬のワグネリアンに一歩先んじられているスーパーフェザー。先輩であるマカヒキが辿った王道を行き、クラシック戦線に名乗りをあげることができるかに注目が集まる。