JRAダート「善戦ホープ」サンライズノヴァ絶好枠で勝機? 自信満々「陣営の本音」は

※イメージ画像:サンライズノヴァ 『競馬つらつら』より

 18日に開催されるフェブラリーS(G1)。今年はゴールドドリーム、テイエムジンソクの一騎打ちと見られている。だが、その2強の戦いに割って入ることを期待されているのが、若きダート馬サンライズノヴァ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

 昨年6月のユニコーンS(G3)で2着のハルクンノテソーロに4馬身差をつけ圧勝したサンライズノヴァは、続くジャパンダートダービー(G1)では1人気に支持された。だが末脚は不発に終わり、6着と不甲斐ない結果に終わってしまう。以後もOP戦では好走するものの、1番人気に支持された武蔵野S(G3)で12着と惨敗するなど、重賞ではその実力を発揮できない馬として見られることもあった。

 だが今年は始動戦となる根岸S(G3)でノンコノユメとタイム差なしの2着。今年こそ、大舞台で大輪の花を咲かせることが期待されている。

「後方から競馬を行う馬ですから、レースの状況いかんでその結果が左右されてしまうのは仕方ないところがあります。それゆえに成績だけ見ると不安定に思われるのではないでしょうか?

 今回もどう転ぶかは、始まってみないとわからないところはあります。ですが今年は根岸Sでは先に動いたためにゴール前でノンコノユメに交わされてしまいましたが、3着馬には2馬身半も離しての2着。さらにタイムもースレコードを約10年ぶりに0秒4更新する好時計です。状態は相当いいのでしょうね」(競馬誌ライター)

 昨年と同じ轍を踏むわけにはいかないサンライズノヴァ。ここでしっかりと結果を残して重賞戦線に絡んでいきたいことだろう。

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