武豊「絶好調」で10年ぶりリーディング現実味!? 競馬界のレジェンドがJRA通算4000勝達成と同時に「密かに狙う大記録」とは
実は武豊騎手が毎年のように3月辺りで失速するのは、「競馬場替わりが原因」ではないかといわれていた。単純に年明けからの京都開催が終わり、阪神開催が始まると失速していたからだ。
無論、今年中にもJRA通算4000勝を達成しようとしている大騎手に、不得意な競馬場などあるはずもないが、武豊騎手が京都を最も得意にしているのは有名な話。しかし、今年は阪神開催に切り替わっても3日で6勝を積み上げるなど、まったく失速する気配がない。
昨年末で盟友キタサンブラックが引退したことで、今年は”キタサンロス”に陥るのではないかと思われたが、ここに来て春のG1戦線を戦えるだけの手駒も揃ってきた。
3日のチューリップ賞では2歳女王ラッキーライラックに完敗を喫したものの、マウレアを2着に導き、桜花賞の優先出走権をゲット。牡馬クラシックでも4日の弥生賞(G2)に出走するジャンダルムが控えている。
さらに18日の阪神大賞典(G2)には、2月の京都記念(G2)でG1馬4頭を蹴散らすなど充実著しいクリンチャーとのコンビが決定。自身3連覇が懸かる天皇賞・春(G1)へ向け、強力なパートナーを手にしている。
「現在でも、競馬界の主役はまだまだ武豊騎手。レジェンドが活躍すると競馬界全体が活気づくので、是非ともこのまま好調を維持してほしいですね。