【フラワーC(G3)展望】池添謙一ロックディスタウン仕切り直しの1戦! 未完の大器が桜の舞台に飛躍か
エルフィンSで2着に入線したノーブルカリナン(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)も上位をうかがう実力を秘めた1頭。
前走でレッドサクヤの前に1/2馬身差で惜しくも破れたものの、まだ底を見せていないと関係者は目を細める。「先週は坂路で56秒-13秒前半というタイムを記録。放牧から戻るたびに身体が成長しているよう。極めて順調みたいですね」と語るのは現場記者。またデムーロ騎手が継続して騎乗するかと思われていたが、先約があったためか「鞍上には勝浦正樹騎手が有力視されています」とのこと。
リーディングトップの相棒を失ったのは極めて痛手だが、それも苦にしない走りを期待したいところだ。
他にも休養明けから無傷の3連勝を狙うノームコア(牝3、美浦・萩原清厩舎)や2連勝中のメサルティム(牝3、栗東・荒川義之厩舎)、好調のF・ミナリク騎手が騎乗するバケットリスト(牝3、美浦・高橋文雅厩舎)など、個性豊かなメンバーが出走予定。
桜花賞、オークスへと繋がる重要な一戦を制するのはどの馬になるのだろうか? 今後を占うレースとなるフラワーC(G3)は、17日(土)15時45分より発走予定となっている。