【マーチS(G3)展望】復活を目指すエピカリスと勢いに乗るハイランドピーク! 両極端な立場にいる2頭が今後の覇権をかけ激突
前走のフェブラリーS(G1)は案外だったがロンドンタウン(牡5、美浦・牧田厩舎)はここまで重賞3勝と実績面では最上位。昨年はエルムS(G3)、コリアC(韓G1)での重賞連勝があるだけに近走の成績だけで軽く扱うことはできない。またエルムS(G3)で断然の1番人気となっていたテイエムジンソクを差しきっているだけに、現在のダート界でも実力上位でG3での上位進出は十分可能。昨年は0.3秒差の4着と好走した舞台だけに、力を着けた今年こそは勝利を掴み取りたい。
このほかでは中山のダート1800m戦に高い適性を見せるセンチュリオン(牡6、美浦・田村厩舎)や昨年このレースでは低評価を覆して3着に激走しているアルタイル(牡6、美浦・手塚厩舎)、重賞勝ちが待たれる良血馬のディアデルレイ(牡7、美浦・牧厩舎)などが、虎視眈々と勝利を狙う。
混戦模様のダート路線の主役となるべく、今後が楽しみなメンバーが揃った今年のマーチS(G3)。苦戦が続くエピカリスの完全復活となるのか、はたまた絶好調のハイランドピークが破竹の勢いで連勝を伸ばしダート界の新星となるのか。これからのダート戦線に大きな影響を与えることなりそうなレースは25日(日)中山競馬場で15時30分発走予定となっている。