フローラS(G2)は「極秘情報4頭」でホクホク!? 圧巻内容サトノワルキューレの取捨は
そのサトノワルキューレの相手筆頭「○」に選んだのは、ヴェロニカグレース(美浦・武市康男厩舎)だ。
ヴェロニカグレースは、近2走は500万下で2着、3着と敗れている。だが、いずれのレースでも同馬に先着したのは牡馬。牝馬相手ならば、十分勝ち負けできる実力を秘めていると見てもいいだろう。
「しっかりと乗り込んだため、状態は良化。前走より走りそうな気配があるね。走りを見ていると少し右にモタれるような素振りを見せるヴェロニカグレースだけど、左回りならば問題なさそうだ。人気上位の馬とも渡り合えるだろう」(記者)
乾坤一擲の走りを見せることが期待される。
そして「▲」に名前を挙げたいのは、デュッセルドルフ(美浦・木村哲也厩舎)だ。
前走の500万下のマイル戦では、最後の直線で上がり最速35.2秒の末脚を繰り出し、見事に差し切ってみせた。
現場記者は「前走は非常に状態がよかったね。あれを今週末まで維持できていれば、いい勝負ができそうだ」と明かす。また「これまでマイルしか経験がないけど、前走では稍重の馬場で好走。あの馬場であれだけ走れるのだから、多少距離が伸びても問題なさそう」との見解を語った。
ノヴェリスト産駒のデュッセルドルフ。欧州最強古馬として君臨した父の名に恥じない走りを見せることができるか?