JRA三浦皇成「3着の呪い」? 近くて遠いG1初制覇
「今年のG1に5度挑戦して4度目の3着。最大のチャンスと言われた大阪杯(G1)でのシュヴァルグランこそ13着と惨敗したものの、これまでG1で3着以内率80%と驚異的な数字を叩き出しています。有力馬への”代打”での騎乗もありましたが、そのうち有力馬を自身のお手馬にして挑戦する機会も巡ってくるでしょうね。
ですが3着が続くということは、好走はしているものの勝ち切れていないことも同時に証明しています。この好調期に明確な結果を残せば、今後の道も大きく開けますが、そうでなければ”好調でも勝たせるまでには至らない”という判断をされかねません。今年が三浦騎手にとっての正念場でしょうね」(記者)
デビューイヤーでいきなり91勝。武豊騎手が持っていた新人最多勝記録を塗り替えて脚光を浴びた三浦騎手。だが徐々に勝ち星を減らし、今では「関東の中堅」という評価に落ち着ついている。そのポジションからステップアップするためにも、G1ジョッキーという金看板は欠かせないファクターだろう。
三浦騎手は自身の将来のためにも大輪の花を咲かせることができるのだろうか?