JRA「最強馬券アイドル」楠原安里梨が狙うはオークス「2強」どっち? アーモンドアイは……
5月20日に東京競馬場で牝馬クラシック2戦目のオークス(G1)が開催される。今年は桜花賞でワンツーを飾ったアーモンドアイ、ラッキーライラックが樫の女王に輝くのではないかと見る人が多い。だが、そのままで決まるほど競馬は簡単なものではないだろう。
そこで今回も競馬予想師から宝石商に成り上がった祖父を持つ競馬好きアイドル・楠原安里梨さんにお越しいただき見解をうかがってみた。彼女は、3歳牝馬の頂上決戦がどのような結末を迎えると考えているのだろうか……。
――SNSを見る限り、最近調子が良さそうですね。
楠原安里梨:そうなんですよ。馬券の買い方を変えたんです。以前と同じように感覚を重視! パドックなどを見て、”ビビッ”ときた馬を買うことにしました。そしたら成績が向上したんですよ!! ちょっとデータを重視するあまり、悩みすぎうまくいかなくなっていたので……。やっぱり最後に信じるものは自分の直感ですね(笑)。
その効果が出たのが、6日の新潟大賞典(G3)でした。下調べをせずに当日に馬だけを見て、『かわいい』と思って買ったスズカデヴィアスとナスノセイカンの複勝が的中!! でも、同日に開催されたNHKマイルC(G1)は東京競馬場で観戦するほど力を入れていたんですが、ワイドと馬連を間違えて買ってしまうというミスを犯してしまい残念な結果に……。無念。
翌週13日のヴィクトリアマイル(G1)はジュールポレールの複勝と、同馬とレッドアヴァンセのワイドをゲット!! 前週のNHKマイルCではレッドヴェイロンが3着に入線していますし、エリモピクシー産駒は流れに乗っている気がしますね。産駒の初G1制覇も近いかも!?
――調子を取り戻されたのは心強いです。今週末はオークスですが、今年は世間的には桜花賞馬アーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎)と2歳女王ラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)の2強対決だと言われることも多いです。まず、この2頭にどのような印象を持っていますか?
楠原安里梨:まずアーモンドアイですが、前走の桜花賞で見せた末脚は凄まじいものがありました。実力は世代トップクラスなのは間違いないでしょう。しかしロードカナロア産駒ということでマイルが適正距離なのではないでしょうか。今回は2400mの長丁場なので、そこに一抹の不安があります。母が2000m以上の重賞でも活躍したフサイチパンドラなので向いている可能性もありますけど……。
そして、ラッキーライラック。前走2着と涙を飲みました。同馬はこれまでマイル戦にしか出走していませんが、走りを見ているとちょっと忙しそうにしていることも多いです。これまでのレースぶりを見ていると、もう少し距離が伸びたほうが実力を発揮できるのかもって気がずっとしていたので、陣営は今回の距離延長を歓迎しているのではって思ってます。