安田記念(G1)「武豊リスグラシュー」不要!? 「極秘ネタ」から渾身の「4点」勝負!!
相手筆頭「○」は、昨年のNHKマイルC(G1)の勝ち馬アエロリット(牝4 美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。
マイル戦の成績は6戦して「1勝、2着3回、4着1回、5着1回」と安定した走りを見せている。前走のヴィクトリアマイルは4着に敗れたが、レース後には左前脚の落鉄が判明。さらに不得意の稍重であったにも関わらず、1分32秒4の好タイムは高く評価できる。
気になる状態面に関しても「馬体減りもなく抜群の動き」と現場関係者は太鼓判。順調に仕上がっているようだ。
「スピードが出ているから『良馬場でやらせたい』と言っていたけど、その通りになりそうで安堵しているようだ。気になるのは展開だよね。今回のメンバーにハナを主張する馬がいないことから、アエロリットが行く可能性は十分にあるけどそうなれば面白い。鞍上を務める戸崎圭太騎手は、エポカドーロで前の競馬をして皐月賞を勝っているしね。一発あってもおかしくないよ」(競馬関係者)
「▲」に選んだのは”波乱”の立役者として期待されるキャンベルジュニア(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。
デビューから目立った活躍を見せられなかったが、今年から石橋脩騎手とタッグを結成すると一変。ダービー卿CT(G3)では内で上手く立ち回って2着入線を果たす。
続く京王杯スプリングC(G2)は最後の直線で交わされての2着に敗れたが、1分19秒5のレコードタイムを記録した勝ち馬とはタイム差なし。重賞でも十分に戦える力があることを証明した。
「前走からレース間隔が詰まっているけど、慎重に調整を行ったようで疲れは残っていないね。デキは文句なし。前走以上の走りが期待できるよ。6歳だけどレースをそれほど使ってこなかったこともあり馬体は充実している。
東京のマイルは走り慣れていることもあり『どんな展開でも対応ができる』と色気十分。波乱を起こす可能性は十分にあるよ」(競馬関係者)
鞍上の石橋脩騎手が、先週の日本ダービー3着など好調である点も頼もしい。心配された状態面にも不安の感じられないココは軽視できない存在だ。