JRA、現場関係者から仕入れた鳴尾記念(G3)鉄板情報!? 人気のトリオンフではなく……
宝塚記念(G1)へのステップレースに位置づけられる鳴尾記念(G3)が2日(土)に開催される。2012年に開催時期が6月に変更され、距離も1800mから200m延長した。それから過去6年で、馬券圏内に人気薄の馬が飛び込み3連複で4度も万馬券を記録。今回も、十分波乱が巻きおこる可能性を秘めている。
そんな難解な一戦を「現場の声を重視するブロディN」が”4頭”で挑戦。関係者より入手した「有力情報」を元に選出した「至極の◎○▲△」を紹介していこう。
まず本命「◎」に選んだのはトリコロールブルー(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
今年に入ってから飛鳥S(1600万下)を上がり最速34.2秒の末脚を発揮して勝利し、続く大阪城S(OP)でも最後の直線で快足を繰り出して快勝。古強者たちから勝ち星をもぎ取り、今回からめでたく重賞戦線に参戦することになった。
これまで末脚の鋭さこそ評価されていたものの、レース運びがうまくいかずに敗退を繰り返していたトリコロールブルー。だが現場記者によれば、徐々に変わりつつあるようだ。
「気性面が大人になって落ち着きが出てきたんだ。道中の力みがなくなり、終いでしっかりと足が使えるようになってきたね。前は走るたびにテンションが上がって苦労させられていたみたいだけど、その傾向もなくなったよ。陣営は秋の大一番も見据えているようだから、ここで結果が欲しいらしく気合が入っていたよ」(現場記者)
クラシックでは菊花賞(G1)に出走して15着と惨敗したものの、そのときに比べて大きく成長していると評価されているトリコロールブルー。遅れてきた素質馬がここで才能を開花させるか。