安田記念(G1)スワーヴリチャードを不安視!? 競馬アイドル楠原安里梨が「荒れる安田」を一刀両断!!!!
■楠原安里梨的にはちょっと不安な馬たち!?
――ダービー制覇を達成した福永騎手が騎乗予定のサングレーザー(牡4歳、栗東・浅見秀一厩舎)の名前があがりませんでしたね。
楠原安里梨:福永騎手はダービー初制覇の勢いがあるでしょうが、同馬は東京実績が0。高速馬場ならば狙いどころかもしれませんが、今回の私の予想はそうではないという前提で行っていますので外しました。同馬は京都競馬場でうまく走っているイメージが強いですね。前走のマイラーズC(G2)で見せた末脚は素晴らしいものがありましたので、秋以降に期待したい1頭です。
――では、リスグラシュー(栗東・矢作芳人厩舎)、アエロリット(美浦・菊沢隆徳厩舎)の4歳牝馬2頭はいかがでしょうか?
楠原安里梨:まずリスグラシューは東京競馬場に適性があり、G1制覇を目指して頑張ってもらいたい1頭ではあります。でも前走の2着に入線したヴィクトリアマイル(G1)が、メイチの仕上げだったのではないでしょうか? そのお釣りがあるのかがわからないですね。56kgを背負うのは今回が初ですし、安田記念で今春4走目なので使い詰めも気になるところ。ちょっと不安材料が多いです。
一方のアエロリットは、母父ネオユニヴァースっていうのがいいですね。枠が外目で良馬場ならば好走してくれそう。ですが開催までの雨量でまた変わってくるでしょうが、今回は高速馬場での決戦はないと考えているので、そうなるとちょっと厳しいと思います。