J.モレイラ「JRA騎手試験」で競馬界「一大変革」!? すでに影響力大も、問題は「二次試験」か
J.モレイラ騎手は、2歳馬に競馬を教えながら騎乗する技術は素晴らしいとのこと。スタート直後に走るのをやめた馬でも騎乗はやめず、だがムチも入れることはしない。あくまでレースが「気持ちよく走ること」という点を教えるために、根気よく馬に付き合い、タイムオーバーであっても絶対にゴールさせるという。途中で下りてしまえば許されることを覚え、馬は走る努力をしなくなるという。そのような下積み時代に会得した”モレイラメソッド”をJRA騎手に伝えることで、また新しい技術向上にもつながっていくことになろう。
また、モレイラ仕様といわれる半円形の鎧を教えてもらった福永祐一騎手などは、この鎧をすでに取り入れている。これも一種の”技術交流”と言えるだろう。
J.モレイラ騎手の挑戦の向こう側には、新たな変化•展開が待っているのだ。