JRA藤田菜七子「ユニコーンS(G3)でキャリア最大のチャンス」!? 「人気馬で敗退」続く今こそ……
17日(日)に行われるユニコーンS(G3)。藤田菜七子騎手が騎乗予定だったミックベンハー(牡3歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が見事に抽選を突破。出走が確定した。
菜七子騎手が重賞に騎乗するのは、ジョブックコメンで9着になった1月のフェアリーS(G3)以来、約5カ月ぶり。そしてダート重賞はキャリアを通じて初の挑戦となる。
「同レースはフルゲートが16頭にもかかわらず多くの馬がエントリー。収得賞金900万円のミックベンハーら17頭が抽選対象となっていました。除外もあり得ると思っていたのですが、狭き門をなんとか突破したようですね。こういうところを見ると、彼女は”持っている”側の人間なんだと再認識させてくれます。
今回、菜七子が騎乗するミックベンハーは、前走の3歳500万下で出遅れたにもかかわらず、好位から抜け出す強い競馬で勝利。2着とはクビ差での接戦でしたが、3着以下は離しており決して内容は悪くありませんでした。菜七子騎手はJRAで27勝の内20勝をダート戦であげています。芝ではなく重賞初勝利はダート戦である可能性も十分あるでしょう。”持っている”菜七子騎手とミックベンハーのタッグには一撃が期待されます」(競馬記者)
ユニコーンSでの騎乗も確定させた菜七子騎手。今週は土日ともに東京開催に参戦し、合計11鞍に騎乗予定となっている。