「サンデーサイレンスは神」吉田照哉氏のディープインパクトと「比較」発言が話題。もっとも大きな差は……
いま、海外サイトの記事の中で吉田照哉氏が発言した内容が、ネットで密かに話題になっている。
吉田照哉氏といえば、社台グループを作った故・吉田善哉氏の長男であり、現在は社台ファームを率いている。いまの社台グループの隆盛は吉田照哉氏を抜いては決して語れない。世界のホースマンたちからも注目されている社台グループ、そして照哉氏。
最近海外でもディープインパクト産駒の活躍があり、より注目度が高くなっている。
さて、その発言の内容なのだが、吉田照哉氏がディープインパクトの種牡馬としての成功に関して、そのディープインパクトの父であるサンデーサイレンスを引き合いに出した上で、発したこの言葉だった。
「サンデーサイレンスは神のようなものであり、ディープインパクトとサンデーサイレンスを比べることはできません」
当初ネットではこの内容を「ディープインパクトは、サンデーサイレンスの足下にも及ばない」と訳されて話題になっていたが、これはかなり飛躍した意訳である。とくに吉田照哉氏がディープインパクトを言い落とす理由がどこにもない。
しかし、海外のクラシックでも出現し始めた、日本が誇る名種牡馬ともいうべきディープインパクトを過小評価する発言には首を傾げたくもなる。謙虚さからそう言ったというのでもなさそうだ。