武豊アサクサゲンキ「年上撃破」に追い風多数……陣営にも「野心」
CBC賞に3歳馬として唯一出走するアサクサゲンキは、27日に栗東の坂道でビックリシタナモー(1000万下)と併せ馬。僚馬が追走する形でスタートし、ラスト1ハロンで加速したアサクサゲンキが4馬身先着している。騎乗した生野助手は「スポーツ報知」の取材に前走はちょっと物足りない面があったが、「今回は上がってきている感じです」と上体は上向いていることを明かしていた。
「アサクサゲンキを管理するのは宝塚記念(G1)を制覇したミッキーロケットと同じ音無厩舎。今、この厩舎はG1制覇の勢いに乗っており、ここも勝とうと気合十分の様子でした。
鞍上の武豊騎手も1カ月に渡るスランプからようやく復調気配を見せつつあります。今年は7月の中旬から末にかけてはフランス遠征も控えているので、この辺りで久しぶりの重賞制覇を達成して、いい流れをつかみたいところなのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
人馬ともにここで好走して今後につなげていきたいところだろう。武豊×アサクサゲンキは中京の電撃6ハロンハンデ戦を制することはできるのだろうか? 好走を期待したい。