JRA千直重賞・アイビスSD「5頭ゴリ押し」!? 夏の風物詩は関係者情報で勝利をつかめ!
29日(日)に新潟競馬場で、アイビスサマーダッシュ(G3)が開催される。
日本で唯一となる直線1000mのコースで争われる重賞だが、独特のコース形態をしているため、単純なスピード能力だけでなく、コースへの適性も重要な要素となるだろう。
そんな特殊なスピード決戦を「現場の声を重視するブロディN」が”5頭”で挑戦。関係者より入手した「有力情報」を元に選出した「至高の◎○▲△★」を紹介していこう。
まず本命「◎」に選んだのはラブカンプー(牝3歳、栗東・森田直行厩舎)だ。
スプリント戦線で頭角を現していたラブカンプー。この春はフィリーズレビュー(G2・1400m)、アーリントンC(G3・芝1600)に挑戦するも11着、13着と惨敗。だが、新設重賞・葵S(G)では勝ち馬ゴールドクイーンに0.2秒差まで迫る2着。改めて、短距離適性の高さを見せつけた。
「ラブカンプーは瞬発力が図抜けており、一瞬でトップスピードに入るため直線1000mは向いているでしょうね。関係者も『以前から試してみたかった』と自信ありそうに話していましたよ」(現場記者)
速力を活かして一気に押し切る可能性もあるだろう。だが、ラブカンプーは当初、バーデンバーデンCへ出走を予定したものの、体調不良で回避。そのため、アイビスSDへの参戦に対しては心配の声も聞こえている。
「身体も大きくなってきているので、ゴールドクイーンへのリベンジも期待されていただけに無念だったはず。体調面を不安視している人もいますが、 ”M・デムーロ騎手が騎乗する”ということがすべてを物語っています。デムーロ騎手のエージェントはとにかく馬選びがシビア。その人がOKを出したのだから、状態に関してはなにも不安がないということだと思いますよ」(前出・同)
今回、ラブカンプーの斤量は51kg。JRAでデムーロ騎手がこの斤量で騎乗するのは初となる。デムーロ騎手が騎乗するためには減量する必要があったが、そこまでするほどの価値があると判断しているのだろう。確かな手応えを感じていると思ってもいいはずだ。