JRAルメール騎手が「ラブラブ」北海道を諦めたワケ!? 武豊騎手が「よほどのこと」と語る超豪華「VIP待遇」に驚愕……
先週、早くも100勝の大台に乗せ、リーディングをひた走っているC.ルメール騎手が「新潟競馬場」に参戦することが関係者の間で話題になっている。
この夏、夏競馬が始まるや否や、徹底して涼しい北海道に「籠城」していたルメール騎手。日本に通年で騎乗するようになってから一昨年、昨年と2年連続で”夏休み”を取っている通り、夏の暑さは苦手なようだ。
7月の函館開催でリーディングを獲った際も「なまら嬉しい。涼しい気候が好き。来年も函館に来たい」と、さっそく覚えた方言「なまら(とても)」を使うほどの北海道ラブ。
そのまま札幌に参戦し、『サンケイスポーツ』の取材にも「札幌は夏のドーヴィルみたいで大好き。カニ、ウニ、鮭……シーフードが、なまら美味しいね」と、最高の避暑地を堪能しているようだ。
これには武豊騎手も「涼しいのはどうやら函館だけ。ルメールはすっかり気に入ってしまい、『よほどのこと』がない限りこっちに帰って来る気がないようです」(公式ホームページより)とコメント。どうやらルメールの暑さ嫌いは相当なようだ。
しかし、そんなルメールが今週末は新潟で騎乗する。それはつまり、武豊騎手が言う「よほどのこと」が起きたということになるのだろうか。
今週末の新潟では5日にレパードS(G3)が行われる。数少ない3歳ダート重賞であり、過去にもドバイW杯2着のトランセンドや、G1を10勝したホッコータルマエなど、チャンピオンを輩出している出世レースだ。
ルメールが騎乗するグレートタイム(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、ジャパンダートダービー(G1)で3着した実力馬。母ミラクルレジェンドがこのレースを勝っており、母仔制覇は期待される。
確かに、グレートタイムは将来のダート界を背負ってもおかしくはない素質馬だ。だが、それだけでルメール騎手が北海道から出てくるだろうか。初週からお互いに7勝ずつと大爆発した、J.モレイラ騎手との札幌リーディング争いもあるのだ。