武豊「落馬負傷」J.モレイラ「大爆発」で明暗くっきり……世界最強騎手決定戦シャーガーC結果詳細
11日、英アスコット競馬場で国際騎手招待競走となる第19回シャーガーCが行われ、武豊騎手が世界選抜チームの一員として参戦したもののホロ苦い結果に終わった。
日本競馬を代表するレジェンドにとって、今年のシャーガーCは悪夢のような出来事だったのかもしれない。
「いろいろな競馬場で騎乗した思い出深い1頭ですので、とにかく残念です。ご冥福をお祈りします」(スポーツ報知)
日本から自らが主戦を務めるアウォーディーの訃報が届いた中、今年のシャーガーCでは1戦目8着、2戦目を7着と出遅れてしまった武豊騎手。3戦目には騎乗馬がレース中に心臓発作を起こすというアクシデントに見舞われ、まさかの落馬……左手を打撲した。
幸い症状は軽かったようで続く4戦目にも騎乗したものの、直前のケガが響いたのか結果は9着と奮わず。最後の一戦は大事を取って辞退し、武豊騎手の通算8度目のシャーガーCが終わった。
「アクシデントもあり、良い結果を残せず残念でしたが、今回の経験を今後につなげたいと思います」
世界選抜チームのキャプテンとして招かれた武豊騎手だったが、結果は3年ぶり8度目の挑戦にしてキャリア初の0ポイント……出場騎手唯一のノースコアとなり、チームを牽引する役割を果たせなかった。だが、最後には「ケガ自体は大したことなく大丈夫なので、明日のドーヴィル、そして日本に帰ってからも、また頑張ります」と前を向いている。
一方、キャプテンにアクシデントがあった中、世界選抜チームで存在感を発揮したのがJ.モレイラ騎手だった。