デムーロ、ルメール、モレイラ独壇場で武豊らは蚊帳の外。注目の札幌記念最強戦術、JRA夏競馬の馬券術を緊急公開。
この「騎手と馬券」を考えたとき、真っ先に挙がるのが、JRAの騎手学校で教官を務めていた徳吉一己だろう。元JRA騎手を引退後、競馬学校の教官となり鬼教官と恐れられ、福永祐一、池添謙一、和田竜二といったトップジョッキーを育ててきた。その徳吉一己は現在「競馬セブン」の総監督として、競馬ファンと競馬界の懸け橋となって活動しているが、教え子の和田騎手が宝塚記念で勝利したときも、馬連9200円という高配当を的中させている。
この宝塚記念では2着の香港馬ワーザーに関する勝負情報を入手していたようだが、それだけでなくルメールが騎乗した1番人気6着サトノダイヤモンド、デムーロが騎乗した2番人気キセキを軽視できたのが、的中の大きな要因だろう。実力はあるものの、危険な人気馬になりやすい外国人騎手の取捨は、馬券戦術にとって重要な要素。この宝塚記念からみても、競馬セブンはその取捨選択が完璧だったと言えるのだ。
その競馬セブンは徳吉一己だけでなく、美浦トレセンの地獄耳とも呼ばれる競馬記者歴40年以上のベテランの現役記者古川幸弘、元JRA調教師の小原伊佐美と嶋田潤、元札幌馬主会の理事を務め、馬産地日高の帝王との異名を持つ斉藤隆、元社台スタリオンステーション荻伏場長で社台グループの基礎を築いた林勲といった大物競馬関係者達が多数所属。その情報ルートは日本全国に張り巡らされており、マスコミを含め他を圧倒している。
宝塚記念以降の夏競馬も勢いは衰えず、先週の関屋記念を筆頭に、小倉記念、ユニコーンステークス、ラジオNIKKEI賞、プロキオンステークス、中京記念、アイビスサマーダッシュ、クイーンステークスといった重賞レースを的中させている。また、重賞以外にも数々の的中をファンに届けているが、そこには競馬セブンだけが知る夏競馬の戦術があった。
「夏競馬で勝つためには、まず真夏の2歳重賞がポイントです。競馬セブンが2~3歳限定重賞に滅法強いことは、すべての会員様が知っていますが、2歳の情報は特殊な部分があり、厩舎担当と強いパイプがあるかがすべてといえます。その点に関して競馬セブンは業界最強と自負しております。
さらに北九州記念や新潟記念など夏のハンデ重賞も大きなポイントです。当社はハンデ戦に対して苦手意識はゼロ。その理由は『斤量と能力の差分』を正確に計算できているからで、多くの人はそこに惑わされますが、我々にはまったく影響はありません。
そして金になる北海道開催でのレース選択、そして馬券戦術も大きなポイントになります。調教設備に違いがある札幌と函館における馬の仕上げの差、これをうまく活用できなければ、馬券で勝つことはできません。しっかりとスタッフを派遣し、万全の態勢で情報を収集している競馬セブンの結論はこれまで結果を積み上げてきました」(競馬セブン担当者)