JRA短距離北九州記念(G3)は武豊から……!? 関係者情報「至極の4頭」で楽勝か
その連覇という偉業を阻む相手筆頭「○」に選んだのは、アサクサゲンキ(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
今年はファルコンS(G3)で2着と存在感を示すも、葵S(G)では1番人気に支持されながらも5着、CBC賞(G3)でも3番人気ながら4着。期待を裏切る走りを続けてしまう。
さらに今回は主戦の武豊騎手がダイアナヘイローを選択したため、乗り替わり。期待の新鋭・松若風馬騎手とともに昨年9月以来となる重賞制覇を目指す。
現場記者は「中間も変わらず好調。先週、今週、併せ馬で追い切って気持ちが入ってきた。状態は極めて上々」と話す。また「ここ2走とも出遅れてしまったけど、今回は小回りの小倉競馬場。ここではあまり前に行くとお釣りがなくなってしまう。差しが決まりやすいレースだから、中団追走から最後の直線で勝負をかけることができれば、勝ち負けにも絡めるかもね」と期待を寄せる。
末脚の鋭さはこれまでの戦歴が証明している。持ち味を活かし、上位進出を図れるのだろうか?
そして「▲」の印を付けたいのはダイメイプリンセス(牝5歳、栗東・森田直行厩舎)だ。
千直のレースで3連勝。特に前走は着差以上の強さを見せており、直線レースへの高い適性を見せていた。
「だが、その一方コーナーがある1200mは若干苦手にしている節がある。主戦の秋山真一郎騎手は不器用ではないが、『コーナーがあると上手にギアチェンジができないこともある』と吐露。
だが、ここ小倉競馬場の1200mはこのタッグで初出走初勝利を記録した場所だ。その経験もあるので、秋山騎手ほどの騎手が無策で臨むとは思えないね」(記者)
名コンビが今季重賞2勝目を虎視眈々と狙う。