JRA入り「超本気」モレイラ騎手の菊花賞(G1)はアノ馬!? 初の秋競馬参戦「神業スケジュール」でG1勝ちまくり?
さらにそこから1週挟んで、エリザベス女王杯(G1)の前日となる11月10日から復帰。阪神ジュベナイルF(G1)が行われる12月9日まで騎乗する見込みだ。
「これだけ徹底したスケジュール管理を公表することからも、モレイラ騎手の日本競馬に参入する意気込みが伝わってきますね。早めにスケジュールを明確にすることで、有力な管理馬に騎乗してもらいたい周囲の関係者も”モレイラ・シフト”に合わせやすいと思います。
また、モレイラ騎手にとっては初となる10月以降の秋競馬参戦。当然ながら、G1で有力馬に騎乗する機会も増えるでしょうし、天皇賞・秋やジャパンCといった秋のG1戦線に大きな影響を与えるでしょうね。自身初のJRA・G1制覇も、この秋には達成されるんじゃないでしょうか」(競馬記者)
騎乗仲介者となるエージェントが柔軟な管理を行い、大手一口馬主クラブなどを中心に有力馬の「使い分け」が平然と行われる昨今の競馬は、馬の都合よりも「有力騎手の確保」が考慮される。
その結果、C.ルメール騎手やM.デムーロ騎手を始めとしたトップジョッキーが、1つの路線に複数のお手馬を抱えているケースは決して珍しくない。だが、逆に”新規参入組”となるモレイラ騎手にとっては、そんな騎手優先の事情が有利に働きそうだ。
「例えば、今週末の北九州記念(G3)に出走するアレスバローズは、前走CBC賞(G3)を勝った有力馬ですが、川田将雅騎手が英国に遠征中という事情もあって、今回は菱田裕二騎手が手綱を握っています。
次走はおそらくスプリンターズSでしょうし、そうなると川田騎手は春の高松宮記念(G1)を勝ったファインニードルの騎乗が濃厚。本番でモレイラ騎手にスイッチという可能性も十分に考えられます。