【札幌2歳S(G3)展望】JRAクラシック2019候補誕生? 札幌開催最後の重賞を制するのは
実績面ではラブミーファイン(牝2、栗東・田所厩舎)が最上位となる。前走の函館2歳S(G3)ではそれ程人気になっていなかったが、積極的に先頭集団でレースを引っ張ると、ゴール寸前まで先頭をキープ。最後は惜しくもハナ差で敗れ勝利を逃したが、スプリント戦でも負けないスピードと先行力を見せた。前走からは距離延長となるが、デビュー戦で函館競馬場の1800m戦を快勝しており距離に対する不安はない。むしろスプリント戦でも通用したスピード能力がさらに際立つことも考えられそうだ。展開さえかみ合えば後続を完封しての重賞制覇も十分にあり得るだろう。
この他、函館2歳S(G3)で1番人気だったナンヨーイザヨイ(牡2、栗東・松永厩舎)や福島の新馬戦を早め先頭で押し切ったクリスタルバローズ(牡2、美浦・奥村厩舎)などにも注目したい。
中距離戦となる札幌2歳S(G3)での活躍馬はその後のクラシックなどで活躍することが多い。将来活躍する可能性の高い素質馬が揃った重賞は2日(土)札幌競馬場で開催される予定だ。