JRA「未出走馬」が小倉2歳Sで「デビュー」!? 仕掛けたのはやはり「アノ人」

 今週末の9月2日に行われる小倉2歳S(G3)。昨年は武豊騎手が騎乗するアサクサゲンキが勝利を飾り、その後の奮戦につなげた。

 今年も多くの快足自慢が顔をそろえると見られているが、そのレースへ登録している馬の中に未出走馬が2頭いると話題になっている。

 それがセイウンコービーとステイグリーンだ。

 セイウンコービーは、父Congrats、母Royal Card、その父Chapel Royalという血統を持つ。そしてステイグリーンは父Stay Thirsty、母Jeannie S、その父Sky Mesaという血統。どちらも外国産馬であり、管理しているのは森秀行厩舎だ。

「重賞に出るには収得賞金が0円でないことが条件。ですが、小倉2歳Sなどの夏開催の2歳重賞競走やクラシックのトライアルレースには未出走馬や未勝利馬も出走可能なんです。今年の春には弥生賞(G2)に未出走馬のヘヴィータンクが出走して話題になりましたが、この馬を管理していたのも森調教師でしたね」(競馬誌ライター)

 セイウンコービーを所有するのは、物言う名物馬主・西山茂行氏だ。西山氏は自身のブログで、同馬は『9/2新潟のダート1200の新馬を予定』していたと聞かされていたため、『一瞬何かの間違えかと思った。』と馬主ですらサプライズに感じる登録だったことを明かしている。

 そして森調教師に連絡すると『新潟のダート新馬は頭数が多く、除外の可能性が高いため、また小倉二歳Sの登録頭数が少なかったので入れておきました。』と返事が来たそうだ。そこで西山氏は『了解しました。新潟の新馬で行きましょう。除外になったらそれから考えましょう。』と返信したとのこと。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 17:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS