武豊「ワクワク」新馬登場! キーファーズ「武愛強すぎ」な芝デビュー経緯
2歳重賞馬も次々に誕生し、来年のクラシックを狙う新鋭が続々と登場している。
そんな中、今週末の小倉競馬場で行われる新馬戦(芝・1800m)にも、「来年のクラシックを賑わす可能性を秘めた大物」と、武豊騎手が期待を寄せる若駒が登場するようだ。
それが、武豊騎手が追い切りに騎乗して「49秒7という2歳馬離れした凄い時計が出て、ちょっとワクワクしています」などと自身の公式サイトで絶賛しているピアシック(牡2歳、栗東・森秀行厩舎)だ。
ピアシックの父馬はチャーチルダウンズS(G2・ダート)などを制したCentral Banker、祖父はマテラスカイ、リエノテソーロらの父馬であるSpeightstown。そして母馬はOur Miss Jonesで、母父はブリーダーズカップクラシック(G1)などを制したのAlphabet Soupという血統を持つ。
栗東の坂道では武豊を背に乗せ、強めに追われて49.7-12.6を記録するなど好時計を記録したという。だが、ピアシックはコテコテのダート血統なのは一目瞭然だ。陣営には芝でもやれるという自信があるのだろうか?
「ピアシックを所有しているのは武豊至上主義で知られるキーファーズです。今週の小倉競馬ではダートの新馬戦はありませんが、武豊騎手は滞在しています。秋以降、武豊騎手はフランス遠征もあり、このタイミングを逃せばいつ乗ってもらえるかが全く読めなくなりますからね。是が非でも武豊騎手に騎乗してもらうために、あえてピアシックをダートではなく芝の新馬戦に出すことにした可能性もありますよ。そうだとしたら、”武豊愛”が強すぎるとも思うのですが……」(競馬記者)
今週、武豊騎手はピアシックも含め、キーファーズの所有馬に2頭騎乗予定。武豊騎手はキーファーズからの熱すぎるラブコールに見事に応えて、勝利をあげることができるのだろうか?