JRA横山典弘「藤沢和雄と電撃和解」!? 「約5年ぶり」コンビ結成で「コディーノ事件」雪解けか
ところがオーナーサイドの強い意向で、突如、マイルの朝日杯FSに出走することが決定。これには将来的な種牡馬としての価値を高める考えもあったと言われる。
「ですが、前向きな気性を持つコディーノは、ハイペースで進むマイル戦に出走したことで引っ掛かりグセが顕在化。その後、横山典騎手は弥生賞、皐月賞でうまく馬をなだめつつ、騎乗したものの引っ掛かってしまい、2戦とも3着。この結果にオーナーサイドは納得がいかず、乗り替わりを藤沢調教師に提案したそうです。
横山典騎手も騎乗を懇願し、さらに藤沢調教師も最後まで抵抗したようですが、結局コディーノの鞍上はウィリアムズ騎手に決定しました」(競馬誌ライター)
横山典騎手の目からすればオーナーの言いなりのように藤沢調教師が映ったのだろう。これがきっかけとなり、ふたりの関係は絶たれ、横山典騎手は藤沢厩舎の調教に騎乗しなくなった。さらに横山典騎手が主戦を務めていた藤沢厩舎の管理馬の鞍上も次々と変更されてしまう。
「どちらが悪いというわけでもなく、大きな流れに抗うことができなかった結果、決裂してしまったのでしょう。藤沢&横山のコンビは解消されるまでは多くの勝利を積み重ねてきていました。復活するのは約5年ぶりとなりますが、今回も期待できるのではないでしょうか?
今回のレースをきっかけに、以前のような蜜月関係が復活すれば両者ともwin-winになると思います。ふたりの関係の行方も、今回の結果次第なのかもしれませんが……」(競馬記者)
黄金コンビ復活の1戦。どのようなレースを見せてくれるのだろうか?