JRA福永祐一騎手「ドン詰まり」惨敗に批判殺到……抜群のスタートから中団に下げ、最後の直線で詰まる「逆神騎乗」にファン悲鳴
1日に行われた新潟競馬場のメイン長岡S(1600万下、芝1600m)は、8番人気のキョウワゼノビアがアタマ差の接戦を制して通算5勝目。実りの秋に向け、待望のオープン入りを果たした。
その一方で、単勝3.2倍の2番人気に推されながらも、不本意な競馬で6着に敗れたのが福永祐一騎乗のレッドオルガ(牝4歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
リディルやクラレント、レッドアリオン、サトノルパンといった重賞ウイナーを兄弟に持つレッドオルガは、それらを産んだ名牝エリモピクシーの仔だ。本馬が所属する東京ホースレーシングの公式HPのコラムでは、エリモピクシーが一昨年に亡くなって2度目の秋が訪れるとして「ピクシーの秋」と銘打ち、長岡Sに出走する本馬に期待を寄せている。
しかし、そんなエールも空しく長岡Sのレッドオルガと福永騎手は終始空回りしたような内容に終わった。
「ポンと3番レッドオルガが好スタートを切りました」と、実況に名を挙げられるほど抜群のスタートを切った本馬。2走前は同じマイル戦の1600万下を2番手から快勝しており、降級後の前走も同じく2番手から3着に粘っている。『スポニチ』の展開予想にも「押し出されるようにレッドオルガがハナか」と予想されていただけに、今回も前々で競馬するかと思いきや、手綱を引っ張って中団に下げる福永騎手……。
そのまま中団で最後の直線を迎えたが、今度は前の馬が捌けずに行き場を見つけられず、不完全燃焼のままゴールした。
いわゆる「ドン詰まり」での6着は、デビュー戦で5着に負けて以来、最低の着順。デビュー戦後、4勝3着3回と7戦連続で馬券圏内を確保していたが、ここで途切れることとなってしまった。