JRA北村友一騎手「しがらき巡礼」で小倉リーディング!? “モレイラ旋風”吹き荒れる中、秋競馬は「中堅騎手」が高配当の使者になる?
今年最初のG1フェブラリーSで6番人気のインカンテーションで3着に食い込むと、高松宮記念(G1)では10番人気のナックビーナスで3着と波乱の使者に。天皇賞・春(G1)では武豊騎手の”代役”としてクリンチャーに騎乗して惜しい3着だった。
その大レースでの穴男ぶりは、この夏も健在。石橋騎手が勝った新潟2歳では8番人気のスティルネスで3着。先週の新潟記念(G3)でも13番人気のショウナンバッハで3着に食い込むなど、今年は重賞レースでの好配当のキーマンになっている。
「騎手」と言われれば、どうしても話題沸騰中のモレイラ騎手やレジェンド武豊騎手、ハイレベルなリーディング争いを繰り広げるC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手が注目されがちだ。だが、そこに隠れるように中堅騎手の中から、トップへ駆け上がろうとしている実力者が確実に芽吹きつつある。
昨秋のG1シーズンは外国人騎手やキタサンブラックの武豊騎手ら”常連組”の独壇場だったが、今秋はもっとバリエーション豊富な結果を期待したいところだ。