JRA「オークス2~4着全部故障」? 「高速馬場負担疑惑」再燃、日本ダービー出走馬も多数故障
今年は牡馬でもダービーに出走したキタノコマンドール、サンリヴァル、グレイルなどの故障が発覚。秋以降のレースへの出走が危ぶまれている。
「舞台となる東京競馬場で2003年に改修されました。それ以後、良馬場で行われるダービーは改修前よりも好タイムを記録することが多くなりました。その傾向は牝馬のオークスでも同様で、やはり改修前よりもタイムが早くなっています。
タイムが縮まったのは東京競馬場の馬場が高速に仕上げられたと見る人も多く、さらにそれが故障の遠因になっていると考える人も多いです。有識者からは『高速馬場=固い馬場』という認識は錯覚でテクノロジーの進化の賜物という説明はされていますが、故障する馬が相次いでいることもあり、この疑惑を払拭するまでには至っていません。オークスの上位陣が軒並み故障していますので、この問題が再燃する可能性も高いですね」(競馬誌ライター)
クラシックに出走する馬たちはいずれも高い将来性を秘めている。故障した馬たちの復活を待ち望みたい。