JRAも驚き!? オーストラリア「1日1人」騎乗停止の現実……「18カ月停止」など厳しすぎるルールに処分中”バカンス”へ出掛ける騎手たち


 また、昨年1月には南オーストラリア州・モーフェットビル競馬場のレースで悪質な斜行を行ったジョッシュ・カートライト騎手が「18カ月以上」という、日本の制裁では到底あり得ない超長期にわたる騎乗停止処分を受けている。こういった事例も、オーストラリア競馬が斜行行為に対して厳粛な態度を取っている事実の表れといえるだろう。

「つい先日には英国に遠征していた川田将雅騎手が、ムチの使用違反によって騎乗停止処分を受けて帰国しました。日本でもムチの使用回数制限などによる制裁はありますが、最高でも過怠金止まり。基本的にムチの使用違反で騎乗停止になることはありませんが、オーストラリアでも騎乗停止の対象になることがあるようです。その辺りも環境やルールの違いですね」(同)

 約「1日1人」の割合ということはオーストラリア競馬では、常に誰かが騎乗停止中という状況になっているのだろう。しかし、坂井騎手によると現地の騎手たちはまるで意に介していないようだ。中には休みを取って、海外などに旅行に行くジョッキーも多いという。

 厳しすぎるルールも考え物ということなのだろうか……。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 5:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS