JRAデムーロ騎手「イライラ全開」で関係者に八つ当たり!? ローズS(G2)1番人気サトノワルキューレ”上がり最速”惨敗も「伸びない」


「相当イライラが溜まっているようですね……。JRAデビュー以来ずっと比較され続けているルメール騎手があれだけ絶好調だと、デムーロ騎手は性格的にもへそを曲げてしまうタイプ。リーディングの目もルメール騎手と22勝差(16日現在)と、ほぼ目がなくなっていますから。

今日のローズSの騎乗も最後の直線で進路を確保する際に、かなり強引にフィニフティに寄り掛かっており、その煽りを受けてスカーレットカラーの進路が狭くなる不利がありました。審議にはなりませんでしたが、太宰(啓介)騎手も『まだ脚を使えそうなところで不利が……』と悔しがっていましたよ。

最後の直線でも『伸びてくれない』と嘆いていましたが、上がり3ハロンは33.1秒でメンバー最速でしたからね。もちろんサトノワルキューレにとっても自己ベストでしたし、今回は勝ち馬も2番手から33.6秒の脚を使っているだけに、どちらかといえば前にいなければ厳しい流れだったように思います。不器用な面があることは確かですが、馬は頑張っていましたよ」(競馬記者)

 昨秋のデムーロ騎手は、春のオークスからG1レースを10戦連続3着以内。さらには日曜日の重賞も9週連続3着以内で、年間G1・6勝はJRAタイ記録と、まさに「デムーロの秋」だった。

 しかし、今年は上半期こそスワーヴリチャードで大阪杯(G1)を勝つなど、重賞9勝の活躍で重賞18勝を上げた昨年同様、絶好のペースだったが……実は、JRA重賞に限れば6月のユニコーンS(G3)以来、勝利がない状況が続いている。

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