JRA福永祐一「継続騎乗」は異常行為!? 専門家「非常に危険」来週以降の騎乗見送りも「遅すぎる」の声
記者が話す通り、ワグネリアンは福永騎手にとって特別な存在に違いない。ましてや本騎手は、お手馬を自らの手で育てることを重視するタイプ。デビュー戦から手綱を執り、手塩に掛けてきた”相棒”に「他の騎手を乗せたくない」という思いが強いことも間違いないだろう。
しかし、松本院長の言葉を拝借するなら「来週も騎乗するなんて、もう一度落馬したらどうするんだ?」ということに尽きる。例え本人がやる気でも、周囲に止める義務があるのではないか。
競馬レースはプロ野球などとは異なり、もしも自分が倒れれば即座に周囲の人間の生死に関わるスポーツ。だからこそ負傷の扱いに関しては、よりシビアな判断が求められることは述べるまでもない。
今回の福永騎手の件、最終的には慎重な判断となったが、そこに至るまでの「過程」に問題はなかったのだろうか。