JRA「女王」アーモンドアイの妹、ユナカイトが中山芝1,600mに登場。ヨハネスブルグ産駒の適性は?
同馬の母はサンデーサイレンス直仔のフサイチパンドラ。姉のアーモンドアイが登場するまでその産駒の成績は中央競馬で2勝が最高だった。
そしてユナカイトの父ヨハネスブルグの産駒は芝・ダートとも良績をあげているが、短距離専門の種牡馬である。産駒が13年目となる今期、414戦して32勝。そのうち1,600mを超えるレースの勝ち星はたったの8勝でしかもそのうち6勝はダート戦。走らせてみなければ分からないのがサラブレッドだが、思い浮かぶヨハネスブルグの代表産駒というと、小倉2歳S・デイリー杯2歳S勝ちも早熟傾向だったホウライアキコ、1,000〜1,200m戦を8勝、芝短距離重賞の常連馬ネロ、短距離ダート戦に活路を見出したエイシンバッケンである。
ユナカイトと陣営にとってみれば、こんなに活躍すると思っていなかった半姉アーモンドアイの「重圧」はあるだろう。能力はある馬だけにしっかりとユナカイトの適性を見極めて使って欲しいところだ。ユナカイトの未勝利戦に注目である。