JRAオールカマー「レイデオロ軸」から穴で高配当!? 関係者情報で見出す「6点」勝負!
「〇」には善戦マンの汚名返上が期待されるダンビュライト(栗東・音無秀孝厩舎)を挙げたい。
前走の宝塚記念では、勝負どころで進路がふさがってしまい5着。瞬発力勝負ではなく、長く脚を使うタイプなだけに、これが痛恨となり上位陣を脅かすまでには至らなかった。
「武豊騎手もレース後に『スムーズに進んでいれば、馬券圏内もあった』と相当悔やんでいたそうです。前走は展開に恵まれなかったところも多分にあるので、結果は度外視していいでしょう。
今週の坂路では自己ベストをマークするなど休み明けでも絶好の仕上がり。今回の中山競馬場の芝2200mは、今年完勝したAJCC(G2)と同じ舞台。季節は違うためすべてが同条件とはいきませんが、それでもいいイメージが残っています。ここで好走して、秋の中長距離戦線にはずみを付けたいところです」(競馬誌ライター)
ここからの巻き返しに期待しているファンは多いはずだ。
「▲」に選んだのはエアアンセム(牡7歳、栗東・吉村圭司厩舎)だ。
長らく条件戦を勝ち切れなかった上に、屈腱炎で1年近く戦線を離脱していた苦労人のエアアンセム。
今年3月にスピカS(1600万下)を勝ちOP入りを果たすと、続く都大路S(OP)で2着と好走。そして前走の函館記念(G3)では4~5番手につけると、4角で鞍上の藤岡佑介騎手の手綱にすばやく反応して進出。直線半ばで先頭に立ち、後続の追撃を抑えて7歳で重賞初制覇を達成した。
「中間は山元トレセンに放牧に出され、先月の下旬に帰厩。長期離脱の原因となった屈腱炎の影響もなく、坂路で予定通りの調整ができています。仕上がりに不安はないようです。
ベテランなので夏場に実戦を経験しているのが強みです。今回は相手が揃いましたが、中山で結果も残していますし、立ち回り次第では見劣りしません。一撃も期待できるのではないでしょうか」(記者)
ベテラン・エアアンセムは重賞2勝目をあげることができるか。