スプリンターズS(G1)「ナックビーナス」不要の「4点」勝負!「有力ネタ」から決まる「超・勝負馬」とは


「△」には3連覇を狙うレッドファルクス(牡7、美浦・尾関和人厩舎)を選択した。

 昨年の最優秀短距離馬に輝いた本馬。今年の始動戦となった阪急杯(G3)では勝利を収められなかったが、他より重い58kgを背負いつつも馬券圏内は堅実に確保した。上がり最速となる33.4秒の末脚は、同馬の実力を改めて示している。

 しかし続く高松宮記念は8着、安田記念(G1)も9着と大敗。昨年ほどの勢いが感じられないのは事実だ。稽古の動きを指摘する声も上がっており、コンディション面への不安は拭い去れない。さらに主戦を務めるM.デムーロ騎手が騎乗停止になるなど、3連覇への道は険しそうだが……。

「陣営に焦りは強く感じないね。『先週に長目から追って負荷はかけられている』とコメントしているように、先週とは比べ物にならない動きを見せている。さらに近走が二の脚のつかない展開になっていたことから、中間はメンコを外して調整。『反応は追う毎に良くなっている』と手応えを感じているようだ。

乗り替わりに不安も感じるけど戸崎(戸崎圭太騎手)も実力はあるからね。工夫を施した調整で状態が上向きになっているのであれば、十分にチャンスはあるだろう。3連覇を意識していることにも納得だよ」(競馬関係者)

 今回は10番レッツゴードンキ、8番ファインニードル、15番ムーンクエイク、16番レッドファルクスの三連複BOX「4点」で勝負をしたいと思う。ムーンクエイクとレッドファルクスの好走で「旨味ある配当」が生まれることを期待したい。
(文=ジェームスT)

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