JRA栗東スタッフ「有力馬本音」激白! サトノダイヤモンド、ケイアイノーテックらの状態に言及
そして最後の1頭は迷える名馬・サトノダイヤモンド(牡5歳、池江泰寿厩舎)だ。
昨秋、欧州遠征に挑戦するも大失敗。その後、国内復帰となった金鯱賞(G2)では3着に入線したが、3番人気に支持された大阪杯(G1)で7着、1番人気に支持された宝塚記念では6着と低迷。走るたびに復活が期待されていたが、その都度それを裏切る結果に終わっている。
「今回は川田将雅騎手が騎乗予定。川田騎手には普段の調教から乗ってもらい、順調に稽古をこなしながら、馬とコンタクトを取ってもらっていたようだ。
動きや馬体は見る限り状態は上々。そしてスタッフは『気性面も春より良くなった。巻き返せるデキに持ってこられた』と自身をのぞかせていた。早くから長距離向きだと言われていたから、京都競馬場の2400mはベストに近い条件なのでは? ここで復活の兆しが見えないと、今後は厳しいだろうね」(栗東担当D)
崖っぷちに立たされたサトノダイヤモンドの復活なるか。
今後のG1戦線を占う2戦。次に繋がる競馬を見せるのはどの馬だろうか?