JRA京都大賞典(G2)「関係者耳より情報」で荒稼ぎ? サトノダイヤモンドより怖いのはあの馬?
「▲」は思い切って上がり馬レッドジェノヴァ(牝4歳、美浦・小島茂之厩舎)。札幌で1000万下特別と1600万下特別を連勝、重賞に初挑戦してきた。全戦績は【5・2・2・4】。4度の着外があるが掲示板を外したのは2回だけ。着実に成長してきた。
「『短期放牧から美浦に帰厩。その後は1週間前に栗東に移動しました。調整は順調です。今回は相手が強いので今後に繋がる競馬をして欲しいけど、今の勢いなら期待もありますよ』と陣営は充実期に入ったことを強調しています」(競馬関係者)
陣営は弱気ではない。別定戦だが54キロという斤量はそれなりに魅力。栗東に入厩済みなのも心強い。2400メートル以上の距離は3戦2勝と距離に不安はない。
シュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)の目標はジャパンC。この馬は前哨戦で負けたほうが本番で良い結果が出る傾向がある。ここは「△」までとする。
「『走りが奇麗なので良馬場が前提ですね。台風の動向が心配』と、スタッフは天気を心配していました」(競馬関係者)
天気を心配するのは仕上げに不安がないからだろう。天気は大丈夫そうなので、ここは好走必至。ただし、やはり勝ちきれないと見る。
情報からは狙いづらそうなのがウインテンダネス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)。休み明けと右回りは走らない馬なので陣営は弱気のようだ。
「この馬は典型的な叩き良化型。陣営の関係者も『東京での走りが素晴らしいのでジャパンCを目指します。次はアルゼンチン共和国杯の予定です』と語っていました。ここは叩き台でしょう」(競馬関係者)
しかし、最終追い切りは栗東・CWで6F80.9-1F12.3と動いた。重賞を勝って馬に貫禄が出たようにも見える。陣営も休み明け対策、右回り対策はしているはず。狙いは次走かもしれないが、ここでも「△」にしておく。