JRAデムーロに「焦り?」ルメールとの”差”に栗東でウワサ……「レース後コメント出さない」「大舞台に強い」お株も奪われ?
現在全国リーディングトップの163勝、連対率.437、3着内率.571と驚異的な数字で競馬界のトップを走るC.ルメール騎手。先日はお手馬アーモンドアイが史上5頭目の牝馬三冠を達成するなど、大舞台でも主役。まさに向かうところ敵なしの状況である。
「馬質がいいとはいえ、これほどの成績を残せるのはやはり腕前あってこそ。武豊騎手の全盛期に近いですが、あの時代よりも騎手の争いやレベルは上。関係者、特に社台グループの信頼は絶大でしょう。
アーモンドアイ、レイデオロなど社台グループの『筆頭格』はもとより、モズアスコット、ステルヴィオ、ディアドラ、グランアレグリアなど各カテゴリで一流馬を確保している状況です。
最近では有力馬が集まるレースになると『ルメールはどれに乗るんだ』が話題になるのが恒例の状態。今年200勝達成ができるかは微妙なところですが、トップの座は揺らがないでしょうね」(競馬ライター)
今年はすでにJRA重賞15勝を重ねており、状況がいかに盤石かを身をもって示しているルメール騎手。昨年秋華賞を共に制したディアドラ陣営が「ルメールが乗れるレース」をローテーションの基準とするかのような発言を以前していたように、その騎乗技術にメロメロの関係者は多数いるのだ。
一方、そんなルメール騎手の影で「変化」があると栗東関係者が語るのか、同じくJRA外国人騎手のM.デムーロ騎手である。ここまで125勝、連対率.425、3着内率.546とこれまた立派な数字を残しているのだが……。
「ミルコが最近、レース後にコメントを残すのが少なくなったってのは聞いてるね。特にクリストフに直接負けた後は話さない、なんて声もある。2人はよく話すし仲もいいことはみんなに知られているから、仲違いしたわけではないんだろうけど。やっぱりライバルはライバルだからね。