武豊「不安と期待」JRAが菊花賞から「アノ飛行機」導入!? 見据えるのは「審議・パトロール」の未来?
「馬場入場の場面ということは、これまでスタンド上部のカメラから撮影されていたものが、馬の間近までドローンが近づくことで、より臨場感あふれるものになるかもしれません。それはエンタメの観点でいえばどんどんやるべきでしょう。
ただ、武さんがおっしゃったように『安全が保証されるのであれば』という点はやはり気になりますね。どのくらいの距離で撮影するのか、もし仮に故障がが発生し馬や騎手にぶつかれば、怪我やパニックを起こす元凶にもなりかねません。今後の可能性はいろいろとあるだけに、慎重に使っていってもらいたいものです」(競馬ライター)
馬主の西山茂行氏が以前、パトロールビデオによる正確な審議に関して「ドローンなら可能ではないか?」と提言している。真上からレースを追いかけるドローンがあれば、確かに審議も一目瞭然だ。
今回の導入は審議も見据えた布石なのだろうか。いずれにせよ、武豊騎手と同じく「安全」には細心の注意を払ってほしいところだ。