JRA美浦「ブラストワンピース」を関係者は不安視? 東の伏兵たちが虎視眈々と上位進出をうかがう!?
21日に京都競馬場で開催される牡馬クラシック最終戦・菊花賞(G1)。今年は、ダービー馬ワグネリアンが不在ということもあり、大混戦の様相を呈している。
今回は大一番を前に美浦から届けられた有力情報からピックアップした注目すべき出走馬をご紹介しよう。まずは1番人気もあると目されているブラストワンピース(大竹正博厩舎)。
これまで5戦4勝。前走の新潟記念(G3)では、メートルダールやメドウラークら重賞勝ち馬を抑えて圧勝。レース後に鞍上の池添謙一騎手が見せたガッツポーズも話題となったが、それほどまでに会心の走りができたということだろう。
「日本ダービーでは5着だったものの、あのときは進路取りにミスがあり、レース後に池添騎手は『直線でいいところに早く出せていれば勝ち負けするぐらいだっただけに申し訳ありません』と反省しきり。今回は同じ轍を踏まないと気合十分の様子です。
ただマイル以下の距離を主戦場とした母譲りの筋骨隆々な馬体なため、長距離を走り切ることができるか不安視する関係者も多いですね。たしかに菊花賞で向きかと言われると疑問が残ります」(美浦関係者A)
菊花賞参戦は吉と出るか、凶と出るか。