JRA天皇賞・秋(G1)「栗東」関係者情報入手……アルアイン、サングレーザーの「戦法」を入手?
今回のレースで展開の鍵を握る1頭だと見られているのが、アルアイン(牡4・池江泰寿厩舎)だ。
「今年の天皇賞・秋は明確な逃げ馬が不在の中で行われます。これまで前で競馬を行ってきたアルアインが結果的にハナを奪う可能性も大いにあります。主導権を握って自分のペースでラップを刻めれば、持ち時計は上位ですからチャンスもあるでしょうね」(栗東関係者・B)
前走のオールカマー(G2)では2番手につけて競馬を展開。レイデオロに交わされて2着になったものの、昨年のダービー馬にクビ差まで粘ってみせた。
「QE2世C(G1)後は札幌で調整。一時は札幌記念も視野に入れていたものの、馬場入りをごねたりして、香港で露呈した気性難のせいで結局回避。オール力マーも不安視されていましたが、そこではさして問題もなくスムーズに走りきり、力は一線級であることを証明しました。今回は直線が長い東京競馬場ですが、そこを凌ぎきれば上位入線も夢ではないですよ」(前出・同)
積極的に前に出て上位進出を狙う。
ダンビュライト(牡4歳、音無秀孝厩舎)は今度こそ善戦マンを返上したい。