【ファンタジーS(G3)展望】JRA「ハイレベル短距離娘」集結! 大物ダノンファンタジーに要注目
レース後、鞍上の田辺騎手は「先生から小倉の1200m戦と出走を迷ったと聞いていましたが、物凄くスピードがある馬です。ハナに立つこともできたのですが『一介の短距離馬にしたくなかったので』我慢させる競馬を試しました。馬の後ろにつけてリズムよく追走できましたし、直線で抜け出してからも楽でした。イレ込まないように成長してくれれば、かなりやれると思います」と、同馬の将来を見据え、かなりの手応えを感じているようだ。
ベルスールには、阪神牝馬Sで2着したベルルミエール、新潟2歳S勝ち馬ヴゼットジョリーと早熟・快速系の姉妹がいる。そして父はあのレッドファルクスと同じスウェプトオーヴァーボード。血統的な下地もばっちりな同馬にとって、今回の京都・芝1,400m戦は持ってこいの舞台だろう。
来春の3歳重賞戦線を前にしっかりと各馬の能力、レースっぷりを把握しておきたい。ファンタジーSは3日の京都競馬場で15時45分発走予定だ。