武豊「交流G1完全制覇」へ”威圧”逃げ!? 誰も競り掛けない”暗黙の了解”「キタサンブラック伝説」再び?


 さらに記者によると揉まれ弱い面があるので、前に行きたい馬が多いメンバー構成も強気になれない原因の1つだそうだ。ただ、幸いにも5枠10番という好枠をゲット。あとは武豊騎手の”都市伝説”に期待しているらしい。

「単純に武豊騎手の技術の高さを見込んで依頼した面もありますが、周囲の関係者によると『武豊騎手が行く気を見せたら、周りもガンガン来ることはないはず』と淡い期待を抱く声も。

どこまで本気かはわかりませんが、縦社会に厳しい競馬界には、いつの時代もそういった”暗黙の了解”が囁かれていますからね。騎手会長の”威圧感”に期待というわけです」(同)

実際に、昨年まで競馬界の中心として活躍したキタサンブラックが逃げた際は、一部のファンから「何故、もっと厳しく競り掛けないんだ」という声が相次いでいた。オーナーが演歌界の大御所・北島三郎で、騎手が武豊と話題性抜群のアイドルホースが、何度も内の好枠を引き続けていたことから「JRAがスターを作るために勝たせようとしているんじゃないか」と、根も葉もない”都市伝説”まで囁かれることに……。

「まあ、そういった話もないではないですが、この夏のあるレースでは武豊騎手が騎乗した1番人気の馬に、新人騎手が猛然と競り掛けて話題になりました。レース後、武豊騎手も『かなり競り掛けられた』と憮然とした表情でしたが、これも競馬ですからね。仮に今回プリンシアコメータが逃げても、誰も競り掛けない保障は当然ないですよ」(同)

 武豊騎手にとっては昨年のリベンジ、そして交流G1完全制覇の大記録が懸かった舞台。しかし、他の騎手にとっても貴重なG1を勝つチャンスであるということなのだろう。

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