JRAデムーロ騎手「取材拒否」!? エリザベス女王杯(G1)モズカッチャン最大の課題は主戦騎手の”イライラ”か……
「しゃべることないね――」
そして、極め付けが翌日のJBCクラシック(G1)だ。騎乗したアポロケンタッキーは「デムーロ人気」もあって4番人気に支持されたが、後方のまま見せ場もなく13着に大敗……レース後、取材が行われたがデムーロ騎手はG1としては異例の”取材拒否”で場を後にしたようだ。
せめて続くJBCレディスクラシック(G1)を1番人気のラビットランで勝っていれば、まだ溜飲も下がるのだが、伏兵アンジュデジールに騎乗した横山典弘騎手の「神騎乗」に遭って、アタマ差の2着……陽気なはずのイタリア人騎手のフラストレーションは募る一方だ。
「先週も3勝していますし、決して乗れてないわけではないんですよ。ただ、何かと比較されるルメール騎手があまりにも絶好調ですし、勝ち星だけではなく、デムーロ騎手が真価を発揮する大レースでの勝負強さでもお株を奪われ続いている状況ですから……。
先週のアポロケンタッキーにしても、前走の2着好走は以前から本人がライバル視しているJ.モレイラ騎手の手綱によるもの。
短期免許の都合でお休みということで回ってきた”おこぼれ”なので、デムーロ騎手としても結果を残して、モレイラ騎手を後悔させたいところだったんですが、肝心の馬の方が+16kgと明らかに緩いつくりに見えました。