JRA「新2歳G1」は東京スポーツ杯2歳S!?「13年連続」G1馬輩出中の”最強出世レース”に今年も超大物続々……

「毎年のようにG1ホースを輩出しているのですから、素質馬を抱える各陣営が東京スポーツ杯2歳Sを狙ってくるのは当然でしょう。特に顕著なのが、ここを勝った多くの馬が朝日杯フューチュリティSやホープフルSといった2歳G1をあっさりとパスして、来年以降に備えていることです。これだけを見ても、各陣営が2歳王者決定戦よりも重要視していることが窺えます。

本来はJRAとしても他の2歳重賞と同じく、12月のG1の前哨戦として位置付けているはずですが、東京スポーツ杯2歳Sに関しては思惑が大きく外れている状況ですね。

ホープフルSがG1に昇格した際は、ファンの間でも様々な議論を呼びましたが、単純に『将来性』だけを重視すれば東京スポーツ杯2歳SがG1昇格を果たすべきだったのかもしれません。当然、施行時期などの問題はありますが、少なくとも早急にG2に昇格すべきレースといえるでしょう」(競馬記者)

「出走馬からG1を輩出」という意味では、2005年から13年連続で継続中の東京スポーツ杯2歳S。今年も当然ながら来年のクラシックを見据えた素質馬が、虎視眈々と集結しつつある。

 出走予定馬の中で中心視されているのは、前走の野路菊S(OP)で3着以下を3馬身以上ちぎったカテドラルとヴェロックスの1、2着馬だ。さらにはヴァンドギャルドやルヴォルグ、ダノンラスターといったデビュー勝ちを果たした良血ディープインパクト産駒も多数スタンバイ。

 その中でも一際高い注目が集まりそうなのが、武豊騎手が手綱を執り、親交深いとんねるずの木梨憲武が命名したゴータイミング。こちらもデビュー戦を快勝し、母が仏オークス馬サラフィナということもあって、ここを勝つようなら一気に話題の中心になれる器だろう。

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