JRA戸崎圭太「福島で0勝」空き巣空振りで藤田菜七子に惨敗。「有名厩舎離散」の影響が徐々に……?
11日の競馬開催、京都はまさに「外国人騎手祭」の様相で、1~11RをC,ルメール、C.デムーロ、J.モレイラの3人で分け合う状況に。最終Rで藤岡佑介騎手が一糸報いるのが精一杯だった。
ある意味歴史的な出来事が起きた11日。外国人騎手全盛といえるこのご時世、こうなることを知ってか知らずか、11日、第3会場といえる福島に向かったリーディング上位騎手も少なくなかった。
田辺裕信、三浦皇成、吉田隼人ら関東の上位騎手も11日は福島で騎乗。内田博幸騎手や大野拓弥騎手は東京開催に回った。
そして、関東リーディング1位、102勝をあげる戸崎圭太騎手もまた、福島開催に見参。過去にはG1開催で常に「裏」に回り勝利を重ねて全国リーディングを保持し、物議を醸した戸崎騎手だが、ここまで明らかな「裏開催」登場はここ最近では珍しかった。
当然ここで勝ち星量産、全国リーディングで上のルメール騎手、M.デムーロ騎手との差を少しでも縮めたいところだったのだが……。
「11日、戸崎騎手は0勝でした。11鞍騎乗して1番人気3回、2番人気3回、3番人気2回だったので、言い訳がきかない内容でしたね。2着になったレースでも2度のクビ差負けがあるなど、あと一歩足りないレースが続いている様子です。10日の武蔵野S(G3)では1人気のサンライズノヴァを見事に操り勝利するなど輝きを放っていたのですが……。